東京株式(大引け)=41円高、決算発表本格化を前に薄商いも上値追い継続

 23日の東京株式市場は、前日の米国株市場が軟調だったこともあり、前場は利益確定の動きに日経平均はマイナス圏で推移したが、後場に入って買い直され結局プラス圏で着地している。

 大引けの日経平均株価は前営業日比41円84銭高の2万2259円74銭と3日続伸。東証1部の売買高概算は9億9523万株、売買代金概算は1兆9461億6000万円。値上がり銘柄数は1234、対して値下がり銘柄数は779、変わらずは127銘柄だった。

 きょうの東京市場は、前日の米国株市場が安かったこともあり軟調地合いが想定されたが、粘り腰をみせる展開となった。朝方に日経平均は強含んだものの、その後に軟化、前場に一時100円近く水準を切り下げる場面があった。しかし、後場は売り物が枯れ再浮上、実需の買いは入りにくいものの、空売り筋の買い戻しが全体を押し上げる格好となった。為替が円高傾向にあることも手伝ってハイテク主力株に安いものが目立ったが、これまで調整色を強めた内需のディフェンシブセクターに物色の矛先が向き全体相場を支えた。値上がり銘柄数は1200を超えたが、売買代金は低調で2兆円に届かなかった。10連休を控え買いポジションを積みにくい状況にあるほか、これから本格化する企業の決算発表の結果を見極めたいとの思惑も上値を重くしている。

 個別では、かんぽ生命保険<7181>が9日ぶりに反発したほか、前日に底入れの動きをみせた大和ハウス工業<1925>は続伸。トヨタ自動車<7203>もしっかりだった。JR東海<9022>も買われた。CEホールディングス<4320>が急伸、パイプドHD<3919>も急速に切り返した。ベクトル<6058>が買われ、富士電機<6504>も物色人気に。アイスタイル<3660>、ファンコミュニケーションズ<2461>なども高い。

 半面、任天堂<7974>が引き続き利益確定の売りに下落したが、一極集中的に売買代金をこなした。ファーストリテイリング<9983>も安い。安川電機<6506>が軟調、キーエンス<6861>も冴えない。昭和電工<4004>、東海カーボン<5301>などの下げも目立つ。コクヨ<7984>が急落、デザインワン・ジャパン<6048>も大幅安。クボテック<7709>も売られた。

出所:minkabuPRESS 株式情報

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