ダウ平均は続伸 米中協議への期待が高まる テスラが下落＝米国株序盤

NY株式4日（NY時間10:54）
ダウ平均　　　26384.89（+166.76　+0.64%）
ナスダック　　　7897.88（+2.32　+0.03%）
CME日経平均先物　21750（大証終比：+50　+0.23%）

　きょうのＮＹ株式市場でダウ平均は続伸して始まっている。市場はきのうからワシントンで行われている米中貿易協議の行方を注目しているが、トランプ大統領がきょう、劉鶴中国副首相と面会する予定で、習近平国家主席との首脳会談の計画を発表するかもしれないとの期待感が出ているようだ。

　また、この日発表の雇用指標が良好な内容だったこともフォローとなっている模様。

　寄り付きから買いが先行し、ダウ平均は１６０ドル超の上げとなっている。前日下落したボーイングが反発しているほか、ダウ・インクも買いが続いており５９ドル台まで上昇している。ディズニーも堅調。　

　一方、ナスダックは一時下げに転じるなどＩＴ・ハイテク株には戻り売りも出ている。テスラが下落しておりナスダックを圧迫。１－３月期の納車台数を公表しており、全体で６万３０００台と前期の９万９６６台から３０％減少した。「モデル３」も５万９００台と予想を下回っている。モデルＳとモデルＸの納車は１万２１００台と２０１５年第３四半期以来の低水準となった。

　マイクロンも反落。アナリストの投資判断引き下げが伝わっていた。在庫は高水準が続くとし、業績が底に近いとの見方は楽観的過ぎと指摘していた。

マイクロン　42.75（-1.15　-2.62%）

アルファベット（C）　1213.89（+7.97　+0.66%）
フェイスブック　177.90（+4.36　+2.51%）
ネットフリックス　367.06（-2.69　-0.73%）
テスラ　267.93（-23.88　-8.18%）
アマゾン　1818.62（-2.08　-0.11%）
エヌビディア　188.35（-0.28　-0.15%）
ツイッター　34.46（+0.08　+0.23%）

ダウ採用銘柄
Ｊ＆Ｊ　135.91（-1.26　-0.92%）
Ｐ＆Ｇ　103.39（-0.30　-0.29%）
ダウ・インク　60.23（+3.35　+5.89%）
ボーイング　395.51（+10.77　+2.80%）　
キャタピラー　 140.45（+1.19　+0.85%）　
ユナイテッド　 132.97（+1.66　+1.26%）　
ビザ 　157.53（-0.93　-0.59%）　
ナイキ 　85.18（+0.71　+0.84%）
ウォルグリーン　53.99（-0.86　-1.56%）　
３Ｍ　　214.05（+0.92　+0.43%）　
エクソンモビル　 81.28（+0.38　+0.47%）　
シェブロン 　123.89（0.00　0.00%）　
コカコーラ 　46.40（+0.22　+0.48%）　
ディズニー 　114.50（+1.98　+1.76%）　
マクドナルド 　190.31（+1.96　+1.04%）　
ウォルマート　97.64（+0.45　+0.46%）
ホームデポ　　199.21（+0.60　+0.30%）
JPモルガン　105.32（+0.77　+0.73%）
トラベラーズ　 136.86（+0.26　+0.19%）
ゴールドマン　 203.54（+2.68　+1.33%）
アメックス　 110.47（+0.30　+0.27%）　
ユナイテッドヘルス　 248.50（+2.66　+1.08%）
ＩＢＭ　　143.57（-0.06　-0.04%）
アップル　 195.82（+0.47　+0.24%）
ベライゾン　　59.05（+0.18　+0.30%）
マイクロソフト　 119.39（-0.58　-0.48%）
インテル 　55.81（+0.33　+0.59%）
ファイザー　42.66（-0.19　-0.43%）
メルク 　81.73（-1.45　-1.74%）
シスコシステムズ 　55.29（+0.01　+0.02%）

minkabu PRESS編集部　野沢卓美