ダウ平均は4日ぶり反落 ウォルグリーンの下げ圧迫 新生ダウ・インクは好スタート=米国株序盤
NY株式2日(NY時間10:42)
ダウ平均 26159.54(-98.88 -0.38%)
ナスダック 7832.40(+3.49 +0.04%)
CME日経平均先物 21570(大証終比:+100 +0.46%)
きょうのNY株式市場でダウ平均は4日ぶりに反落。前日は300ドル超上昇するなど大幅な上昇が続いており、きょうは一服といった雰囲気。ダウ平均は反落しているものの、ナスダックは横ばいで推移しておりネガティブな雰囲気が強まっている気配はない。
ダウ平均の下げについては、決算を発表したウォルグリーンが大幅安となっており指数を圧迫している。12-2月期決算で1株利益が予想を大きく下回ったほか、通期の利益見通しを大幅に下方修正した。従来は通期1株利益を7%から12%の増加を見込んでいたが、概ね横ばいに修正。
一方、ダウ・デュポンが会社の3分割を開始し、その第1弾として素材化学部門の「ダウ・インク」が分離し、きょうから取引が開始になっている。ダウ採用銘柄には新生のダウ・インクが採用され、株価は55ドル台に上昇するなど好調なスタートとなっており指数をサポートしている。
ダウ平均はきのうまでの上げで昨年10月からの下げの大方を戻している。景気への先行き不安も根強くある中、ここからもう一段の上値を追うには更なる材料が欲しいところではある。
アルファベット(C) 1194.81(+0.38 +0.03%)
フェイスブック 172.60(+3.90 +2.31%)
ネットフリックス 364.67(-2.29 -0.62%)
テスラ 285.85(-3.33 -1.15%)
アマゾン 1817.08(+2.89 +0.16%)
エヌビディア 183.45(+1.17 +0.64%)
ツイッター 33.50(+0.06 +0.18%)
ダウ採用銘柄
J&J 137.27(-1.71 -1.23%)
P&G 103.36(-0.28 -0.27%)
ダウ・インク 55.80(+2.30 +4.30%)
ボーイング 393.33(+1.79 +0.46%)
キャタピラー 139.82(-0.43 -0.31%)
ユナイテッド 132.13(-1.06 -0.80%)
ビザ 157.23(-0.03 -0.02%)
ナイキ 84.89(-0.34 -0.40%)
ウォルグリーン 55.74(-7.75 -12.21%)
3M 211.88(-0.06 -0.03%)
エクソンモビル 81.39(-0.34 -0.42%)
シェブロン 124.35(-0.59 -0.47%)
コカコーラ 46.78(+0.06 +0.12%)
ディズニー 112.23(-0.28 -0.25%)
マクドナルド 187.64(-0.75 -0.40%)
ウォルマート 97.85(+0.03 +0.03%)
ホームデポ 194.25(-1.39 -0.71%)
JPモルガン 104.80(+0.16 +0.15%)
トラベラーズ 137.16(-0.86 -0.62%)
ゴールドマン 196.45(-0.29 -0.15%)
アメックス 111.01(-0.69 -0.62%)
ユナイテッドヘルス 243.03(-2.52 -1.02%)
IBM 143.09(-0.21 -0.15%)
アップル 192.62(+1.38 +0.72%)
ベライゾン 58.57(-0.53 -0.89%)
マイクロソフト 118.81(-0.21 -0.18%)
インテル 54.45(-0.07 -0.12%)
ファイザー 42.86(+0.02 +0.05%)
メルク 83.17(-0.13 -0.16%)
シスコシステムズ 55.12(+0.14 +0.25%)
minkabu PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。