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【ロンドン市場】ユーロ下落、弱いPMIで欧州景気鈍化を警戒

見通し 

22日のロンドン市場は、ユーロが下落。独仏およびユーロ圏の3月PMI速報値が予想以上に落ち込んだことが背景。景気鈍化が懸念され、欧州株が下落、独10年債利回りが一時マイナス領域に低下とリスク回避の動きが広がった。ユードルは一時1.13台割れ、ユーロ円は124円台後半へと急落。ドル円クロス円全般にも円高圧力が波及した。トルコリラが大幅安となっている。トランプ米大統領のゴラン高原のイスラエル帰属に関する発言をトルコ大統領が非難しており、双方の緊張が再燃。序盤はポンド売りが先行。ただ、その後は買い戻しの動きがでており、調整主導に展開に。昨日のEU首脳会議では英離脱延長で合意したが、英議会での離脱案承認がなければ4月12日まで延長、承認されれは5月22日まで延長と、メイ首相が要求する6月末の提案は拒否された。

ドル円は110円台前半での取引。東京市場では110.70-80レベルでの揉み合いが続いたが、ロンドン序盤には売り方向に動意付いた。欧州景気鈍化が警戒されて欧州株安、債券利回り低下とともにリスク回避の円買い圧力が広がっている。安値を110.40台へと広げている。

ユーロドルは1.13近辺での取引。ロンドン朝方には1.1391レベルまでじり高となった。しかし、フランスPMI速報値が予想を下振れしたことをきっかけに反落。その後、ドイツPMI速報値の弱い結果で一気に1.1289レベルまで下落した。ユーロ圏PMIも弱かったがこれには反応薄。その後は1.13挟みで上値重く揉み合っている。ユーロ円も126.18レベルまで高値を伸ばしたあと、一連のPMI結果を受けて124.78レベルまで急落した。独10年債利回りが一時マイナス領域に低下し、ユーロ売り圧力となっていた。欧州株や米株先物が下落しており、欧州発のリスク回避の動きになっている。

ポンドドルは1.31台半ばでの取引。序盤は売りが先行して一時1.31台割れとなった。しかし、対ユーロでの買戻しが入り1.3165レベルに本日高値を更新した。ポンド円は145円台後半から144.54レベルまで1円超の下落となった。その後は買い戻しが入っているが、リスク回避の円買い圧力もあって戻りは限定的。ユーロポンドは今週の上昇に調整が入り、この日は下落。0.86台後半から一時0.86台割れに。昨日のEU首脳会議では英離脱延長で合意したが、英議会での離脱案承認がなければ4月12日まで延長、承認されれは5月22日まで延長と、メイ首相が要求する6月末の提案は拒否された。3月29日の合意なき離脱のリスクが消えたことが買戻しを誘ったとの見方がある一方で、単なる先延ばしに過ぎず、不透明感はむしろ増しているとの意見もきかれた。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

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