ダウ平均は300ドル超続伸 アップルやボーイングの決算を受け安心感=米国株序盤
NY株式30日(NY時間11:22)
ダウ平均 24910.73(+330.77 +1.35%)
ナスダック 7095.20(+66.90 +0.95%)
CME日経平均先物 20725(大証終比:+115 +0.56%)
きょうのNY為替市場でダウ平均は続伸。アップルやボーイング、AMDの決算を受け市場には安心感が広がっている。寄り付きから買いが先行し、ダウ平均は300ドル超上昇。IT・ハイテク株や産業株が上昇しているほか、原油相場も買い戻しが続いており、エネルギー株が上昇している。
ただ、市場は午後のFOMCの結果や、きょう明日の米中貿易協議の結果を見極めたい雰囲気も強い。FOMCについては、今回は政策変更は無いものと見られるが、一部報道ではバランスシート縮小を予定よりも早期に終了し、巨額な保有国債を維持する計画が協議されるとの観測も出ている。今年から毎回、FOMC終了後にパウエルFRB議長の会見が実施されるが、バランスシートに関するヒントが何か示されるか注目される。また、利上げに「忍耐強くいられる」との言及を強調し、少なくとも3月利上げは示唆することはないと思われる。
米中貿易協議に関しては中国の劉鶴副首相がワシントンを訪問し、米通商代表部(USTR)のライトハイザー代表やムニューシン米財務長官と協議を行う。米側は中国側の構造改革や知的所有権保護を求めている。これに対して、中国側は米国からの輸入増加により貿易赤字解消を目指す姿勢を強調するものと思われる。具体的な工程表を提示するとの報道も伝わっていた。完全な合意には至ることはないと思われるものの、一定の進展が見られるか注目される。
AMD 22.15(+2.90 +15.06%)
アルファベット(C) 1070.65(+10.03 +0.95%)
フェイスブック 147.24(+3.05 +2.11%)
ネットフリックス 332.18(+3.28 +1.00%)
テスラ 301.07(+3.61 +1.21%)
アマゾン 1644.06(+50.18 +3.15%)
エヌビディア 133.76(+2.16 +1.64%)
ツイッター 31.54(-0.10 -0.32%)
ダウ採用銘柄
J&J 131.11(+0.78 +0.60%)
P&G 94.05(+0.51 +0.55%)
ダウ・デュポン 58.69(+0.17 +0.29%)
ボーイング 387.48(+22.57 +6.19%)
キャタピラー 127.72(+1.19 +0.94%)
ユナイテッド 118.35(+0.51 +0.43%)
ビザ 136.24(+1.24 +0.92%)
ナイキ 80.31(+0.09 +0.11%)
ウォルグリーン 71.70(+0.24 +0.34%)
3M 197.28(+0.33 +0.17%)
エクソンモビル 72.07(+0.56 +0.78%)
シェブロン 112.66(+0.83 +0.74%)
コカコーラ 47.62(+0.22 +0.46%)
ディズニー 109.73(-1.17 -1.06%)
マクドナルド 187.20(+5.03 +2.76%)
ウォルマート 94.87(-1.84 -1.90%)
ホームデポ 180.95(+1.26 +0.70%)
JPモルガン 104.25(+0.08 +0.08%)
トラベラーズ 125.05(+0.23 +0.18%)
ゴールドマン 200.82(+0.32 +0.16%)
アメックス 101.17(+0.21 +0.21%)
ユナイテッドヘルス 271.89(+4.55 +1.70%)
IBM 133.98(-0.35 -0.26%)
アップル 163.04(+8.36 +5.40%)
ベライゾン 53.75(+0.47 +0.88%)
マイクロソフト 104.89(+1.95 +1.89%)
インテル 46.70(+0.16 +0.34%)
ファイザー 41.15(+0.38 +0.93%)
メルク 73.35(+0.12 +0.16%)
シスコシステムズ 46.18(+0.22 +0.47%)
minkabu PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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