反発、ドル・米株安で安全資産として買われる=NY金概況
NY金先物8 月限(COMEX)(終値)
1オンス=3394.50(+70.90 +2.13%)
金期近8月限は大幅反発。時間外取引では、ドル安を背景にアジア時間の午後から上げ幅を拡大。欧州時間に入ると一段高となり、30ドル超の上昇で推移。日中取引では、トランプ米大統領がアップルへの25%超の関税を課す可能性を示唆、またEUに6月1日から50%の関税を課すことを表明したから金は安全資産としての側面から買われ、さらに上げ幅を拡大した。4月の米新築住宅販売件数が事前予想より強気の数字となったことから前半で上げ幅を縮小。しかしドル安、米株安を背景に買い意欲は強く、再上昇。中盤から終盤は堅調に推移した。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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