急反落、米株急落で支援材料は無視される＝NY原油概況
NY原油先物3月限（WTI）（終値）
1バレル＝51.99（-1.70 -3.17%）
ニューヨーク原油は急反落。今週の米中貿易交渉が注目されるなか、12月の中国の工業利益が前年同月比1.9％減となっていたことが嫌気されて、アジアの時間帯の時間外取引から売られる展開。これがダウ平均株価の時間外取引や米国の時間帯での急落につながり、原油にも売り圧力が強まった。一方、ベネズエラの政情不安やサウジアラビアが１～２月もさらに減産を示すなどの支援材料もあったが、下落場面ではほとんど材料視されず、強気筋はお手上げの状況となった。
minkabu PRESS編集部
執筆者 : MINKABU PRESS
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