ダウ平均は大幅反落 キャタピラーやエヌビディアの決算に失望=米国株序盤
NY株式28日(NY時間10:46)
ダウ平均 24468.04(-269.16 -1.10%)
ナスダック 7079.19(-85.67 -1.21%)
CME日経平均先物 20545(大証終比:-95 -0.46%)
きょうのNY株式市場でダウ平均は大幅反落。今週は米中貿易協議やFOMCなど重要イベントが目白押しの中、時間外の先物市場で調整色が強まっていた中、取引開始前に発表になったキャタピラーの決算とエヌビディアの見通し下方修正が追い討ちをかけた。両社とも中国経済の減速が影響している。
今週は決算が本格化し、アップルやアマゾン、マイクロソフトなど主要IT・ハイテク株の決算発表が予定されており、警戒感も出ているのかもしれない。
先週、米政府機関再開のための、2月15日までの暫定予算が米議会で可決し、トランプ大統領も署名した。トランプ大統領が切望している壁建設予算が含まれていない暫定予算だが、それについて、今週も引き続き協議される。トランプ大統領は再度の政府機関閉鎖も辞さない構えで、予断を許さない状況ではある。
寄り付きから売りが先行し、ダウ平均は一時、390ドル安まで下落する場面が見られた。ただ、下値での押し目買いも出ており、現在は下げ渋る動きも見せている。
ナスダックも大幅安。エヌビディアの下方修正を受けて、AMDも下落。そのほかアップルやアマゾン、ネットフリックスなどFAANG銘柄も揃って下げている。
アルファベット(C) 1070.58(-20.41 -1.87%)
フェイスブック 147.83(-1.19 -0.80%)
ネットフリックス 332.23(-5.83 -1.72%)
テスラ 293.30(-3.74 -1.26%)
アマゾン 1626.32(-44.25 -2.65%)
エヌビディア 141.53(-18.62 -11.63%)
ツイッター 32.95(+0.05 +0.14%)
ダウ採用銘柄
J&J 128.28(+0.05 +0.04%)
P&G 93.62(+0.02 +0.02%)
ダウ・デュポン 57.95(+0.19 +0.34%)
ボーイング 361.87(-2.33 -0.65%)
キャタピラー 126.38(-10.48 -7.90%)
ユナイテッド 115.02(-0.79 -0.68%)
ビザ 136.07(-2.60 -1.89%)
ナイキ 80.37(-0.24 -0.30%)
ウォルグリーン 70.79(-1.06 -1.49%)
3M 192.94(-2.96 -1.54%)
エクソンモビル 70.78(-0.94 -1.32%)
シェブロン 111.77(-1.45 -1.28%)
コカコーラ 47.05(-0.32 -0.67%)
ディズニー 110.54(-0.55 -0.50%)
マクドナルド 182.53(-1.47 -0.78%)
ウォルマート 96.73(-0.21 -0.21%)
ホームデポ 179.75(-0.65 -0.37%)
JPモルガン 103.49(+0.10 +0.10%)
トラベラーズ 124.29(-0.69 -0.55%)
ゴールドマン 198.67(-2.07 -1.05%)
アメックス 99.89(-0.88 -0.88%)
ユナイテッドヘルス 265.60(-2.46 -0.92%)
IBM 133.85(-0.12 -0.09%)
アップル 154.89(-2.87 -1.88%)
ベライゾン 55.30(-1.10 -1.93%)
マイクロソフト 105.08(-2.09 -1.97%)
インテル 46.69(-0.35 -0.70%)
ファイザー 40.15(-0.49 -1.20%)
メルク 72.40(-0.55 -0.75%)
シスコシステムズ 45.53(-0.60 -1.32%)
minkabu PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。