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【ロンドン市場】リスク選好ムードは続かず、独成長鈍化や英議会採決への不透明感

見通し 

15日のロンドン市場は、欧州通貨が軟調。対ドル、対円ともに下落している。東京、アジア市場では中国の景気刺激策への期待から株高の動きとともに円売り圧力が優勢だった。しかし、ロンドン市場では一転して欧州通貨売りとともに円高やドル高の動きが広がっている。欧州株は堅調にスタートしたが、次第に上げを失ってきている。英議会での離脱協定案採決を控えていることに加えて、この日発表された2018年のドイツ成長率が1.5%と5年ぶりの低水準となったことがリスク回避圧力となっている。ドル円は108円台後半から前半へと下落。ユーロ円は124円台後半から124円割れへ、ポンド円は140円台前半から139円台前半へと下落。対ドルでも欧州通貨売りが強まっている。

ドル円は108円台前半での取引。東京市場では108円台前半から一時108.75レベルまで買われたが、ロンドン市場では値動きが逆回転。108円台半ばを割り込み、108.30台へと押し戻されている。欧州株が序盤の上げを消しており、東京、アジア株式市場でのリスク選好ムードは解消されている。EU離脱案をめぐる英下院採決への不透明感、ドイツ成長率の鈍化などが重石となっている。

ユーロドルは1.14台前半での取引。ロンドン市場では売り一色となっている。序盤は調整的な動きで1.14台でじり安となっていたが、この日発表された2018年のドイツ成長率が+1.5%と5年来の低水準となったことで売りが加速、1.1420台へと下落した。その後の戻りは鈍く、足元では1.1410台へ一段安の動きに。ユーロ円は124円台後半から124円台を割り込むと、安値を123.76レベルに広げている。独DAX指数は序盤に一時1%高と買われたが、足元では下落に転じる不安定な動き。

ポンドドルは1.28台半ばでの取引。ロンドン朝方には1.29台に乗せていたが、ロンドン勢は売りを強めた。ユーロドルとともに下落し、1.2830レベルに安値を更新している。対ユーロでの取引も活発で、売買が交錯している。ポンド円は140円台前半から売られ続けており、139.20台とほぼ東京市場での上昇を戻している。日本時間16日午前4時から英下院でのEU離脱協定案の採決が実施される予定になっている。これまで、流動的な事態が多く発生してきたことから、今回の採決についても不透明感は高い。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

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