東京株式(寄り付き)=大幅安スタート、米株急落と円高を受けリスク回避の売り
4日の東京株式市場は大きく売り先行、寄り付きの日経平均株価は前営業日比359円安の1万9655円と大幅安で始まった。
2019年大発会の東京市場は、寄り付きから米国株急落を受けたリスク回避の売りに晒される形で始まった。前日の米株市場はアップル株の急落などを背景に景気減速に対する警戒感が一気に高まり、NYダウが一時700ドル超の急落となった。また、外国為替市場では一時1ドル=104円台まで急激な円高が進行、足もとは1ドル=107円台後半で推移しているものの、輸出採算悪化への懸念から主力株中心に強い逆風が意識されている。昨年12月25日につけた昨年来安値1万9155円も視野に入れる下値模索の展開を余儀なくされそうだ。
寄り付き時点で業種別では33業種ほぼ全面安で、値下がりで特に目立つのは鉄鋼、海運、電気機器、証券、非鉄など。
出所:minkabuPRESS 株式情報

執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。