ドル円106円台後半、アジア早朝には104.87レベルまで急落=ロンドン為替
ドル円106円台後半、アジア早朝には104.87レベルまで急落=ロンドン為替
アジア市場でドル円はパニック相場となった。前日のNY市場終了後にドル円は109円近辺から一気に104.87レベルまで急落した。その後は急速に値を戻して107.87レベルまで反発。108円台は回復できず再び107円割れとじり安の動きとなっている。
パニック売りのきっかけとしては、取引終了後にアップルが10-12月期の売上高見通しを下方修正したことで、同社株が時間外取引で大幅安となったことが挙げられる。加えて、東京不在の薄商いのなかで、FX投資家の円売りポジションにマージンコールが連鎖的に発動したと観測されている。パニック相場につきものの、アルゴ取引の観測もでていた。市場はまだ後遺症が残っている状況で、戻り切れずに上値が重くなっている。109円ちょうどから108円ちょうどにかけては真空地帯となっている。
USD/JPY 106.98
執筆者 : MINKABU PRESS
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