反落、世界的な景気減速懸念が根強い=NY原油概況
NY原油先物1月限(WTI)(終値)
1バレル=51.15(-0.50 -0.97%)
ニューヨーク原油の期近は反落。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が0.50~0.48ドル安。その他の限月は0.42ドル安~0.24ドル高。
米エネルギー情報局(EIA)が発表した週報で原油在庫が市場予想ほど減少しなかったことが重しとなった。世界的な景気減速懸念による石油需要の下振れ懸念も圧迫要因。米株式市場は上昇したものの、原油高にはつながらなかった。
時間外取引で1月限は買いが優勢。米石油協会(API)が発表した米週間石油在庫統計で原油在庫が大幅に減少したことが手がかり。通常取引序盤には52.88ドルまで高値を更新した。ただ、買いは続かずマイナス転換すると、引け近くには51.01ドルまで下落した。
minkabu PRESS編集部
執筆者 : MINKABU PRESS
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