フェルミREITが大幅高 初の拘束力のある顧客リース契約を締結=米国株個別
(NY時間10:50)(日本時間23:50)
フェルミREIT<FRMI> 7.29(+1.41 +23.89%)
発電施設の不動産投信(REIT)を手掛けるフェルミREIT<FRMI>が大幅高。AIクラウド事業を手掛けるテンソルウェーブ社と「プロジェクト・マタドール」キャンパスで初の拘束力のある顧客リース契約を締結したと発表した。同施設では、大規模なAI学習や推論向けに、AMD<AMD>の次世代「インスティンクト」GPUを数万基規模で稼働させる計画。
第1期では2027年下期から222メガワット(MW)のターンキー型データセンターを提供する予定で、当初15年間の契約期間で約65億ドルの契約収入を見込んでいる。
アナリストは「公表された内容通りに契約が完全に履行されれば、同社にとって重要なマイルストーンになる」と評価。一方、将来的な施設拡張に伴う採算性については、さらなる詳細を確認する必要があるとも指摘している。
別のアナリストは「今回の契約には大規模なハイパースケール案件で一般的に見られる顧客からの前払い資金が含まれていないようだ」と指摘。そのため、リース契約を支える信用補完の仕組みや、同社が最近実施した転換社債による資金調達の重要性が一段と高まるとの見方を示した。
【企業概要】
ハイパースケール時代に合わせて専用設計された、大規模かつ電力網から独立しつつも相互接続された発電施設および高性能コンピューティング施設を開発・賃貸する不動産投資信託。ギガワット規模かつ極めて高い冗長性を備えた電力を供給する、次世代型プライベート電力網を開発する。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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