米10年債利回り急上昇も2年債は低下 ウォーシュ会見中に大量のオプション取引観測=NY債券
米国債利回り(NY時間16:28)(日本時間05:28)
米2年債 4.262(-0.025)
米10年債 4.692(+0.085)
米30年債 5.219(+0.130)
期待インフレ率 2.270(+0.074)
※期待インフレ率は10年債で算出
きょうのNY債券市場、10年債、30年債利回りは急上昇したものの、政策金利に敏感な2年債は低下。米30年債は5.20%を上回り2007年以来の高水準となった。
午後にFOMCの結果が発表され、大方の予想通りに政策金利が据え置かれた。3名の委員が利上げを主張し反対に回ったが、声明では「インフレは高止まり、ショックを一部反映」との認識を繰り返していた。短期金融市場では利上げ期待が後退。
ただ、ウォーシュ議長の会見中、オプション取引が大量に入り、長期ゾーンの利回り上昇を伴う急速な「ツイスト・スティープニング」の動きが見られていた。今回の取引は新規ポジションの構築とみられ、超長期債の利回り上昇が続くリスクに備えたヘッジとの見方が強い。2年債など短期ゾーンの利回りは低下したまま。
ウォーシュ議長は利上げを時間をかけて慎重に判断したい意向も滲ませていた。
2-10年債の利回り格差は+43(前営業日:+32)と急速にスティープ化している。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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