ソフトウエア株の買い戻しが目立つ オラクルは大幅高=米国株個別
(NY時間14:52)(日本時間03:52)
オラクル<ORCL> 154.19(+16.10 +11.66%)
アドビ<ADBE> 238.55(+13.20 +5.86%)
セールスフォース<CRM> 172.61(+7.65 +4.63%)
サービスナウ<NOW> 88.67(+5.67 +6.83%)
きょうの米株式市場でオラクル<ORCL>が大幅高となるなどソフトウエア株の買い戻しが目立っている。アドビ<ADBE>やセールスフォース<CRM>、サービスナウ<NOW>なども揃って上昇。サイバーセキュリティ株も上昇している。週末の和平協議は物別れに終わったものの、将来的な合意への期待が市場には広がっていることが背景。
今年のソフトウェア株は、アンソロピックやオープンAIのような新しいAIツールが既存ビジネスモデルを侵食するとの懸念から大きく売り込まれてきた。また、AIによる新たなサイバーリスクへの警戒も、セキュリティ株の重しとなっていた。
AIモデルにより、ユーザーが短時間でウェブサイトやソフト、アプリを構築できるようになれば、ソフトウェア企業の成長や利益率が圧迫される可能性がある。また、こうした技術がハッカーに悪用されるリスクも指摘されている。IT企業の経営陣は、こうした懸念について過度に誇張されていると否定しているが、売り圧力は一向に収まっていない。
ソフトウエア株の下落はプライベートクレジット市場にも波及しており、ソフトウェア企業がその主要な借り手であることから、デフォルトリスク上昇への懸念が広がっている。
今週の大手銀の決算を皮切りに1-3月期決算がスタートしたが、決算発表を前に積み上ったショートポジションをある程度解消しておきたいとの意向も出ているのかもしれない。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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