東京株式(大引け)=736円高、中東有事への懸念和らぎ3日ぶりに切り返す
24日の東京株式市場は中東有事への懸念がやや和らいだことで、リスクオフの巻き戻しが入り、日経平均株価は3日ぶりに大きく切り返す展開となった。ただ、朝方にこの日の高値をつけ、その後は伸び悩んだ。
大引けの日経平均株価は前営業日比736円79銭高の5万2252円28銭と大幅反発。プライム市場の売買高概算は22億42万株、売買代金概算は6兆7567億円。値上がり銘柄数は1511、対して値下がり銘柄数は60、変わらずは15銘柄だった。
きょうの東京市場は突っ込み警戒感からの買い戻しや押し目買いで日経平均はリバウンドに転じた。トランプ米大統領が自身のSNSでイランの発電所への軍事攻撃を5日間延期すると発表したことで、前日の米国株市場ではNYダウ、ナスダック指数ともに高くなり、これを好感する形で先物主導の上昇圧力が顕在化した。ただ、米国とイランの間にはなお溝があるほか、この日は取引時間中に原油先物価格が再上昇に転じたことが、逆風材料となり急速に上げ幅を縮小する場面があった。ただ、週末に権利付き最終売買日を控え、配当権利取りの動きなどが下値を支える格好に。業種別では33業種中、32業種が上昇、値上がり銘柄数は95%強と文字通りの全面高だが、売買代金上位の主力銘柄に安いものが目立つ。全体売買代金も6兆円台にとどまった。
個別では、フジクラ<5803>が活況高、住友電気工業<5802>も買いが優勢。JX金属<5016>、三井金属<5706>が上値指向となり、東京エレクトロン<8035>も高い。INPEX<1605>が高く、三井住友フィナンシャルグループ<8316>などメガバンクも堅調。ジェイ・エス・ビー<3480>、日本板硝子<5202>、宮越ホールディングス<6620>、東京海上ホールディングス<8766>がストップ高人気、サムコ<6387>、サンウェルズ<9229>も値を飛ばした。Appier Group<4180>、TOKYO BASE<3415>も上昇した。
半面、群を抜く1兆円の売買代金をこなしたキオクシアホールディングス<285A.T>は軟調。アドバンテスト<6857>、レーザーテック<6920>も冴えない。任天堂<7974>が大きく売られた。川崎重工業<7012>も安い。三井E&S<7003>が値を下げ、東洋エンジニアリング<6330>は値下がり率トップに売り込まれた。アイネス<9742>も急落。日本製鋼所<5631>の下げも目立つ。
出所:MINKABU PRESS
執筆者 : MINKABU PRESS
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