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ドル円、オプション市場では165円を視野に入れた取引も=NY為替序盤

為替 

 きょうの為替市場、ドル円はNY時間に入って買い戻しが出ており、158円台後半に上昇。先ほど発表の米新規失業保険申請件数が予想を下回り、労働市場の堅調さを示したことから、ドル高の反応が見られている。ただ、上値を再び積極的に追う動きまではまだ出ていない。

 前日は160円をうかがう展開になったことで、同時に介入警戒感も高まり、ロング勢もひとまず後退していた。上値をうかがう展開に変化はなさそうだが、いまのところは様子を見ているようだ。

 オプション市場では、ファンド勢が165円を視野に入れた取引を行っているとの指摘も出ている。高市首相が解散総選挙の方針を示しているが、自民党は単独過半数を確保し、財政拡張的な政策に対する新たな信任が得られると見ているという。オプション市場ではコール(買う権利)の取引がプット(売る権利)の2倍余りに達しており、この偏りは、ドル円が2024年7月以来の高値水準まで上昇しているにもかかわらず、強気のバイアスが根強いことを浮き彫りにしている。当時、財務省は介入に踏み切っていた。

 一方、介入リスクを受け、ヘッジや投機目的でプットを購入する投資家も出てきているという。前回の介入は2日間に渡って実施され、ドルは初日に161円76銭のピークから最大2.6%下落していた。「介入の可能性に対する懸念から、短期的なドル下振れリスクに備えようとする投資家もいる」との指摘が出ている。

 このあとの日本時間0時のNYカットでのオプションの期日到来は159円と159.50円に観測されている。

15日(木)
159.00(14.4億ドル)
159.50(3.8億ドル)
160.00(5.2億ドル)

16日(金)
158.00(20.4億ドル)
160.00(46.1億ドル)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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