東京株式(寄り付き)=大きく売り先行、米半導体株安でリスク回避ムード
15日の東京株式市場は大きく売り優勢でスタート、寄り付きの日経平均株価は前営業日比484円安の5万0352円と大幅反落。
前週末の米国株市場ではNYダウなど主要株価指数が揃って下落、特にハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数の下げが目立った。前週11日に波乱含みの下落に見舞われたオラクル<ORCL>が続落したほか、半導体設計大手ブロードコム<AVGO>の下げが目立ち、投資家のセンチメントを冷やしている。フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も5%あまりの急落を強いられており、東京市場でもこの流れを引き継ぐ形で半導体セクターを中心にリスク回避目的の売り圧力が強い。日経平均は5万円大台攻防となる可能性があるが、大台近辺では空売りの買い戻しや押し目買いも想定され、売り一巡後の値動きが注目される。
出所:MINKABU PRESS
執筆者 : MINKABU PRESS
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