米10年債利回り低下 パウエル講演が想定よりもハト派な印象=NY債券概況
米国債利回り(NY時間16:27)(日本時間05:27)
米2年債 3.481(-0.021)
米10年債 4.028(-0.004)
米30年債 4.628(+0.010)
期待インフレ率 2.305(-0.017)
※期待インフレ率は10年債で算出
きょうのNY債券市場で米10年債利回りが低下。序盤は米中貿易摩擦への懸念から、利回りは下げて始まったものの、米株式市場がプラス圏に浮上したことから、利回りもプラス圏に浮上した。
ただ、その後のパウエル議長の講演が想定よりもハト派な印象も強かったことから、利回りは再び下げに転じる展開。
10年債は一時4%を下回っていたが、その水準は維持されている。2年債は3.46%まで一時低下。
2-10年債の利回り格差は+54(前営業日:+53)。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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