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ECB、ドルに対するユーロ上昇を懸念する可能性=NY為替

為替 

 きょうのユーロドルはNY時間に入って戻り売りに押され、1.19ドル台前半まで下落。今週は節目の1.20ドルを一時回復していたが、上値を維持できていない。専らドルの材料に左右される展開で、今週のベッセント財務長官の発言以降、ドルに買い戻しが出ていることから、ユーロドルは伸び悩む展開が見られている。一方、ユーロ円はNY時間に入って売りが強まり、一時182円台前半に下落。21日線の下での推移が続いており、一旦調整モードに入った気配も出ている。

 それでもユーロの上値期待は高く、1.20ドルは通過点との見方も少なくない。そのような中でエコノミストからは、ユーロはECB警戒し始める水準に近づいているとの声が出ている。ユーロドルが1.23ドル前後を上回る水準になれば、ECBから口先介入が相次ぐ可能性があるという。

 同エコノミストは、ユーロドルの適正価値を1.12ドルか1.13ドル近辺と見ており、上下10%のバンドがECBの許容範囲内と考えているという。計算上は1.23-1.24ドルだが、1.22ドルか1.23ドルを超えて来るようであれば、インフレへの影響を理由にECBは懸念を高めるだろうと述べている。

EUR/USD 1.1937 EUR/JPY 182.57 EUR/GBP 0.8661

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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