反発、米大統領の対中強硬姿勢のトーンダウンで=NY原油概況
NY原油先物11 月限(WTI)(終値)
1バレル=59.49(+0.59 +1.00%)
ニューヨーク原油は反発。
底割れで下げ幅が大きくなった10日の急落に対する修正高。その急落の主因となっていたトランプ米大統領の中国に対する強硬姿勢がトーンダウンするなか、17日に開
催予定の米ウクライナ首脳会談で、巡航ミサイル「トマホーク」の供与が協議されるとの観測で、今後もロシアの石油施設攻撃が続きさらに同国からの原油や石油製品の供給が細るとの見方にも支援された。この日発表された石油輸出国機構(OPEC)の月報は世界需要の伸びが今年、来年ともに据え置きとなったことでインパクトはなかった。外部市場では米株が大幅高となったことも好感された。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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