ドル円148.80円に上昇 総裁選前倒し観測で円売り、超長期債利回り急上昇
ドル円148.80円に上昇 総裁選前倒し観測で円売り、超長期債利回り急上昇
ドル円は148.80円付近まで上昇。
麻生氏が自民党総裁選の前倒しを求める意向を示したとの報道を受け、国内政治の不透明感が強まっている。債券は下落、超長期債利回りが急上昇している。20年債利回りは2.69%台、26年ぶり高水準。30年債利回りは3.28%と過去最高を更新している。日経平均は下落、債券も下落、悪い円安と、トリプル安に。
氷見野日銀副総裁の発言を受け日銀の利上げ前倒し観測も後退。氷見野副総裁はきのう、米政策の影響は当面大きくなる可能性に注意が必要、関税政策の影響はこれから及んでくるのが基本的見方。コメなど食料上昇の影響はいずれ減衰しインフレ率は下がっていくと見ると述べていた。

執筆者 : MINKABU PRESS
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