続落、米国とイランの核合意が近いとの観測が高まる=NY原油概況
NY原油先物6月限(WTI)(終値)
1バレル=61.62(-1.53 -2.42%)
ニューヨーク原油の期近は続落。イラン最高指導者の側近であるアリー・シャムハーニー公益判別会議議員が、米国との核開発協議に合意する条件を示したことが売り手がかり。イランは核兵器を製造しないことを確約し、高水準の濃縮ウランを廃棄するほか、ウラン濃縮を監督する監査団も受け入れる。一方、イランは米国の対イラン制裁を即時全廃することを要求している。中東訪問中のトランプ米大統領は、イランとの核合意が非常に近づいているとの認識を示した。イランが条件にある程度合意しているという。
時間外取引で6月限は急落。一時60.47ドルまで下げたが、通常取引開始に向けて下げ幅を縮小。通常取引開始後は、下げ一服後の水準を維持しつつ売り買いが交錯した。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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