エヌカルタが急騰 従業員の約34%を削減 資金繰りの猶予期間を1年以上延長へ=米国株個別
(NY時間13:24)(日本時間02:24)
エヌカルタ<NKTX> 2.14(+0.77 +56.20%)
バイオ医薬品のエヌカルタ<NKTX>が急騰。同社は従業員の約34%を削減し、資金繰りの猶予期間を1年以上延長すると発表した。同社の現金残高は昨年12月31日時点で3億8050万ドルだった。
このニュースにアナリストは「人員削減により、市場が不安定な状況にある間、同社の資金繰り期間が2029年(以前は2027年後半)まで延長される」と述べた。
自己免疫疾患の治験薬「NKX019」の初期の結果発表が2025年後半に予定しており、2025年の主な推進要因であり続けるとも指摘している。
【企業概要】
血液悪性腫瘍や自己免疫疾患を対象としたナチュラルキラー細胞(NK細胞)療法の発見・開発・商品化に取り組む臨床段階のバイオ医薬品会社。再発・難治性の急性骨髄性白血病と高リスクの骨髄異形成症候群、およびB細胞性悪性腫瘍治療法を対象とした治療法の開発を進める。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。