米10年債利回り低下 米消費者信頼感は21年7月以来の低水準=NY債券概況
米国債利回り(NY時間16:28)(日本時間05:28)
米2年債 4.013(-0.021)
米10年債 4.313(-0.021)
米30年債 4.658(-0.005)
期待インフレ率 2.358(+0.001)
※期待インフレ率は10年債で算出
きょうのNY債券市場で米10年債利回りは低下。序盤は上昇して始まったものの、後半に下げに転じた。この日発表の3月の米消費者信頼感は21年7月以来の低水準となり、消費者のセンチメントの落ち込みを示したことも、利回りの下げに繋がっている。トランプ関税によるインフレ再燃を懸念する世帯が増加し、脆弱な結果となった。
なお、この日は2年債入札が実施され、最高落札利回りが発行日前利回り(WI)を下回ったものの反応は限定的だった。
2-10年債の利回り格差は+30(前営業日:+30)とイールドカーブは変わらず。
*米2年債入札結果
最高落札利回り 3.984%(WI:3.987%)
応札倍率 2.66倍(前回:2.56倍)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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