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ドル買いと円買い、欧州株下落など警戒の動き、ユーロ円一時161円割れ=ロンドン為替概況

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ドル買いと円買い、欧州株下落など警戒の動き、ユーロ円一時161円割れ=ロンドン為替概況

 ロンドン市場では、ドル買いと円買いの動き。ユーロ売りが主導しており、ユーロドルは1.09台割れから1.08台前半へ、ユーロ円は162円台割れから160円台後半まで下押しされた。対ポンドでもユーロは軟調。米FOMCを通過して欧州株やユーロの上昇の動きに調整が入った面があるようだ。また、ラガルドECB総裁は議会証言で「ECBは引き続き警戒を、通商めぐる不確実性は高い」と発言。米国との貿易戦争でインフレ率が0.5%ポイント押げられ、成長率は0.3%ポイント低下するとの試算を公表した。ポンド相場はこの後の英中銀金融政策委員会(MPC)で政策金利据え置きが市場コンセンサスとなっている。特段の波乱は想定されていないが、英予算案発表を控えた不透明感もあり、据え置き投票の票割れについては読みにくい状況となっている。ポンドドルは1.30付近から1.29台前半まで、ポンド円は193円付近から192円割れ目前の水準まで軟化した。ドル円は148円台での上下動。アジア時間に売りが優勢だったが、ロンドン時間にはドル買いの動きとともに買い戻されている。昨日の日銀会合と米FOMCを通過して、150円付近が当面の上値ポイントとなった印象。

 ドル円は148円台半ばでの取引。アジア早朝の148.87近辺を高値にロンドン早朝には148.18近辺まで下押しされた。その後はロンドン時間に買い戻しが優勢となり148.70台まで反発。欧州株安や米債利回り低下を受けて上値も重く、148円台半ばに落ち着いている。

 ユーロドルは1.08台前半での取引。アジア午前の1.0917近辺を高値に、ロンドン時間には売りに押されている。足元では安値を1.0833近辺まで広げた。ユーロ円も軟調。アジア朝方の162.33近辺を高値にロンドン時間には160.85近辺まで安値を広げている。対ポンドでもユーロ売りが優勢。独DAX指数が一時2%安となるなど、ユーロ売りとともに株式市場にも調整の動きが広がっている。

 ポンドドルは1.29台半ばでの取引。アジア午前の1.3015近辺を高値に、ロンドン時間には1.2936近辺まで安値を広げた。ポンド円も軟調。アジア早朝の193.60近辺を高値に売られ続け、ロンドン序盤には192.06近辺まで下落。その後は下げ一服も192円台後半が重くなっている。ユーロポンドではポンドが堅調。0.8391から0.8367近辺まで下げている。この後の英MPCでは政策金利据え置きが市場コンセンサスとなっている。きょうはスーパーサーズデーではない会合で、据え置き投票の票割れに関心が集まっている。

minkabu PRESS編集部 松木秀明 

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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