東京株式(寄り付き)=反落、米株急落受け再び下値試す展開に
4日の東京株式市場は売り先行で始まり、寄り付きの日経平均株価は前営業日比253円安の3万7532円と反落。
前日の欧州株市場は主要国の株価が総じて高く、ドイツの主要株価指数であるDAXは約2週間ぶりに史上最高値を更新した。しかし、米国株市場では取引後半に荒れ模様となり、NYダウ、ナスダック総合株価指数ともに急落した。トランプ関税による米経済への影響が警戒されるほか半導体関連への売り圧力が改めて強まっており、市場センチメントが弱気に傾いた。東京市場でもこれを引き継ぐ形でリスクオフの地合いを余儀なくされている。米長期金利の急低下やトランプ米大統領の円安牽制ともとれる発言などを背景に、外国為替市場でドル安・円高方向に振れていることも輸出セクターを中心に逆風材料となっている。
出所:MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS
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