【新興国通貨】ドルペソは関税発動期限を前にペソ安進む=メキシコペソ
【新興国通貨】ドルペソは関税発動期限を前にペソ安進む=メキシコペソ
トランプ大統領は4日に迫ったメキシコとカナダへの25%関税を前に、両通貨は昨日NY午後に売りが出た。前回同様直前での延期などの動きが見られるのではとの期待もあって、反応が目立っていなかったが、トランプ氏が交渉の余地はないなどと発言したこともあり、ドルメキシコペソは1ドル=20.37ペソから20.74ペソまでドル高ペソ安が進んだ。
メキシコは輸出の75.8%が米国向け、輸入の46.1%から米国から(ともに2023年データ)と、米国と密接な関係を気付いている。また、昨今のメキシコ経済の堅調さは対米輸出用の製造業の発達、いわゆるニアショアリングの影響が大きいとみられており、今後の警戒感が広がっている。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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