反落、関税戦争による世界経済の悪化を警戒=NY原油概況
NY原油先物4月限(WTI)(終値)
1バレル=68.93(-1.77 -2.50%)
ニューヨーク原油の2025年4月限は反落。トランプ米大統領の関税政策によって世界経済が混乱し、景気悪化によって石油需要が下振れするリスクが意識されている。米国が来週4日からカナダやメキシコからの輸入品に対する追加関税を発動する可能性があるほか、トランプ米政権は対中半導体規制を強化するとも伝わっている。
時間外取引で4月限は71.26ドルまで買い戻しが優勢となる場面はあったが、上値は重く、通常取引開始にかけてマイナス転換した。通常取引が始まると売りが強まり、68.68ドルまで下げ幅を拡大した。中心限月として昨年12月以来の安値を更新。
MINKABU PRESS
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執筆者 : MINKABU PRESS
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