円全面高、ドル円は12月18日以来の安値 赤沢再生相「インフレの状態」発言
円全面高、ドル円は12月18日以来の安値 赤沢再生相「インフレの状態」発言
円全面高。実質賃金が予想外の増加で2カ月連続プラスとなったことに加え、赤沢再生相の「インフレの状態にある」発言を受け日銀の早期追加利上げ観測が高まっている。ドル円は153.47円付近まで下落、12月18日以来の安値をつけている。
12月の現金給与総額は+4.8%と1997年1月以来の高水準。実質賃金は予想外に増加し2カ月連続プラス、昨年6月以来の高水準となった。赤沢再生相は「インフレの状態という認識、植田総裁と齟齬ない」と発言した。植田日銀総裁はきのう「現在はデフレではなくインフレの状態にある」と述べていた。一方の石破首相は「デフレではないが脱却できていない、今インフレと決めつけることはいたしません」と言っている。
執筆者 : MINKABU PRESS
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