反発、米週間石油在庫統計の発表を控えて=NY原油概況
NY原油先物3月限(WTI)(終値)
1バレル=73.77(+0.60 +0.82%)
ニューヨーク原油の2025年3月限は反発。米週間石油在庫統計の発表前に買い戻しが優勢となった。米原油在庫は減少傾向にあり、さらなる取り崩しが警戒されている。世界最大の石油消費国である米国の冬場の需要は限定的だが、春先からの需要上振れに備えて石油製品の在庫を積み増す時期にあり、需給がタイト化しやすい。
時間外取引で3月限はしっかりと推移し、通常取引序盤にかけては74.31ドルまで上げた。その後、上げ幅を消して72.93ドルまで弱含んだが、マイナス圏での推移は続かず、プラス圏に切り返して引けた。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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