トランプ関税報道で急落したカナダドル、値動き落ち着き加CPI待ちに=ロンドン為替
トランプ関税報道で急落したカナダドル、値動き落ち着き加CPI待ちに=ロンドン為替
ドルカナダは東京午前に急伸、カナダドル売りが強まった。トランプ米大統領は2月1日までにカナダとメキシコに25%の関税課す計画と報じられたことに鋭い反応を示した。ドルカナダは1.4290レベルの安値から一気に1.4516レベルの高値まで急上昇した。しかし、急速な値動きは一時的にとどまり、その後は1.44付近から1.44台半ばでの揉み合いが続いている。水準的には報道前の水準からはカナダ安に振れている。
このあとは日本時間午後10時30分に12月カナダ消費者物価指数(CPI)の発表が予定されている。前回値および市場コンセンサス予想は以下の通り。
消費者物価指数(CPI)(12月)22:30
予想 -0.4% 前回 0.0%(前月比)
予想 1.9% 前回 1.9%(前年比)
USD/CAD 1.4447
執筆者 : MINKABU PRESS
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