ウォラーFRB理事の発言にドル売りの反応 利下げの可能性に言及=NY為替速報
先ほどからドル売りの動きが出ており、ドル円は155.70円近辺に下落しているほか、ユーロドルは1.03ドル付近まで買い戻されている。
ウォラーFRB理事の発言に反応しているようだ。理事は前日の米消費者物価指数(CPI)を受けて「このようなデータがさらに増えれば、上半期に利下げが行われる可能性がある。3月利下げの可能性が排除されることはない」などと語った。また、「データが順調に推移すれば、年内に3回か4回の利下げの可能性がある」との認識も示した。
*ウォラーFRB理事
・前日の米CPIのデータは非常に良好。
・このようなデータがさらに増えれば、上半期に利下げが行われる可能性。
・3月利下げの可能性が排除されることはない。
・インフレが低下すれば、市場が予想するよりも数多くの利下げの可能性。
・米労働市場は堅調だが、活況ではない。
・関税がインフレに大きな影響を与えるとは思わない。
・年内にデータが順調に推移すれば、3回か4回の利下げの可能性。
USD/JPY 155.70 EUR/USD 1.0296 GBP/USD 1.2218
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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