アジア株 総じて下落、上海株は大幅反落
東京時間16:52現在
香港ハンセン指数 20059.95(+18.53 +0.09%)
中国上海総合指数 3351.76(-55.56 -1.63%)
台湾加権指数 23035.10(-155.10 -0.67%)
韓国総合株価指数 2399.49(-5.28 -0.22%)
豪ASX200指数 8159.15(-75.87 -0.92%)
インドSENSEX30種 77974.81(-273.32 -0.35%)
31日のアジア株は総じて下落。前日の米国株が年末を控えての手じまい売りなどに押されて大幅安となったことで、アジア株はおおむね売り優勢で推移した。中国12月製造業PMIは50.1となり、市場予想の50.2や前回の50.3を下回った。ただ、好不況の分かれ目である50は上回った。中国12月サービス業PMIは52.2となり、市場予想の50.2や前回の50.0を上回った。中国景気への過度な警戒感が後退して香港株には支援材料となったもよう。上海株は大幅反落。ハイテク関連株や素材株や不動産株などを中心に売りが広がった。韓国市場、タイ市場は休場。
上海総合指数は大幅反落。ネットワーク機器開発会社の富士康工業互聯網、保険大手の中国人寿保険、ソフトウエアメーカーの中科寒武紀科技、石油大手の中国石油天然気(ペトロチャイナ)、コンピューター部品メーカーの海光信息技術、半導体受注生産メーカーの中芯国際集成電路製造(SMIC)、化学品メーカーの万華化学集団、不動産開発会社の緑地控股が売られた。
香港ハンセン指数は小反発。乳製品メーカーの中国蒙牛乳業(チャイナ・モンニウ・デイリー)、家電製品メーカーの海爾智家(ハイアールスマートホーム)、アルミニウム製品メーカーの中国宏橋集団(チャイナ・ホンチャオ・グループ)が買われる一方で、電気自動車(EV)メーカーの理想汽車、光学機器メーカーの舜宇光学科技(サニー・オプティカル・テクノロジー)、インターネット検索サイト会社の百度(バイドゥ)が売られた。
豪ASX200指数は続落。銀行大手のオーストラリア・コモンウエルス銀行、資源・鉱山会社のBHPグループ、小売りチェーンなど多角経営企業のウェスファーマーズ、不動産会社のグッドマン・グループ、医療機器メーカーのレスメド、ギャンブルマシン製造・販売のアリストクラート・レジャーが売られた。
執筆者 : MINKABU PRESS
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