【海外市場の注目ポイント】ECB理事会など
日本時間午後10時15分に欧州中央銀行(ECB)理事会の結果や声明が発表され、同午後10時45分にラガルドECB総裁の会見が行われる。市場では、政策金利の中で最も重視される中銀預金金利は現行の3.25%から3.00%に0.25%引き下げられることがほぼ確実視されている。0.25%の利下げは織り込み済みで、声明やスタッフ予測、ラガルドECB総裁の会見が焦点になっている。トランプ次期米大統領の関税政策による欧州経済への悪影響が懸念されており、ラガルド総裁がユーロ圏の景気の下振れリスク増大を指摘するようであれば、ユーロが売られる可能性がある。
また、日本時間午後10時半には11月の米生産者物価指数の発表も予定されている。総合の大方の予想が前年比2.6%上昇、コアの大方の予想が前年比3.2%昇となっており、総合、コアとも、前年比の伸びがそれぞれ前月の2.4%上昇、3.1%上昇から加速するとみられている。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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