小幅続伸、プーチン大統領とムハンマド皇太子が電話会談=NY原油概況
NY原油先物12月限(WTI)(終値)
1バレル=68.43(+0.31 +0.46%)
ニューヨーク原油の当限は小幅続伸。来月1日の石油輸出国機構(OPEC)プラスの会合を控え、ロシアのプーチン大統領と、サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子が電話会談し、OPECプラスでの緊密な協調を継続することの重要性を明確にしたことが相場を支えた。来年以降、OPECプラスは協調減産の規模を縮小し、増産を始める可能性はあるが、ロシアとサウジの協調は相場下支えを意味しているとみられている。
時間外取引で12月限の動意は限定的だったが、通常取引が始まると一時66.94ドルまで下落し、中心限月として10月29日以来の安値を更新。ただ、その後は買い戻しが優勢となり、下げ幅を消した。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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