ドル買い優勢、米10年債利回り一時4.30%付近まで上昇=ロンドン為替
ドル買い優勢、米10年債利回り一時4.30%付近まで上昇=ロンドン為替
ロンドン序盤は、ドル買いが優勢。米10年債利回りは4.265%付近までいったん低下したが、足元では一時4.30%付近まで上昇している。ドル円は152円台半ばで売買が交錯していたが、再び買われて152.85近辺に高値を伸ばした。ユーロドルは1.08台で上値重く推移しており、足元では安値を1.0855近辺に広げている。一方、ポンドドルは1.2880台から一時1.2920付近まで上昇したあと、1.29台乗せ水準に落ち着いている。
米債利回り動向のほかには、円相場にとっては玉木・国民民主党代表が「日銀は向こう半年は利上げ急ぐべきではない」と春闘を見極めるべきとの見方を示した。また、為替相場目的の金融政策や為替介入についても否定的だった。ポンド相場にとっては、前日の英予算案発表後のポンド売りに対して、米雇用統計前に調整が入る面も指摘される。
USD/JPY 152.82 EUR/USD 1.0858 GBP/USD 1.2910
執筆者 : MINKABU PRESS
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