大統領選候補者討論会を受けてドル安円高、一時年初来安値下回る=東京為替概況
大統領選候補者討論会を受けてドル安円高、一時年初来安値下回る=東京為替概況
注目された米大統領選候補者討論会は、直後の大手メディアによる緊急世論調査で63%がハリス氏が優勢と答えるなど、ややハリス氏が押していた。この結果を受けてドル安円高株安債券高(利回り低下)が進んだ。リスク警戒の動きが一気に強まる展開。
ドル円は142円から売りが強まり、討論会中に8月5日の安値141円70銭前後を下回って下落。その後も売りが止まらず、討論会終了後には141円を割り込み、1月2日の年初来安値140円80銭台を割り込んで140円71銭を付けた。
ダウ平均先物時間外が200ドルの下げになるなど、株安の動きが進行。
ユーロ円が朝の157円台から155円50銭前後、ポンド円が186円30銭台から184円48銭まで売りが出ていた。
ユーロドルは1.1017から1.1051を付けるなど、ドルは全面安の動き。
米債はリスク警戒から上昇、利回りが低下。米10年債利回りは東京午前の3.65%台から3.60%台を付けている。
MINKABUPRESS 山岡
執筆者 : MINKABU PRESS
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