米2-10年債の逆イールドが一時解消 22年7月以来
米国債利回り(NY時間09:35)(日本時間22:35)
*2-10年債スプレッド -5(前営業日 -9)
米2年債 3.723(-0.156)
米10年債 3.675(-0.116)
米30年債 4.004(-0.104)
期待インフレ率 1.962(-0.095)
※期待インフレ率は10年債で算出
先ほど米国債市場で2-10年債の逆イールドが一時解消する場面が見られた。2022年7月以来。逆イールドは通常、景気後退のシグナルで、それが解消することはポジティブなことではあるが、今回は世界的に景気の先行きに不透明感が強まる中、これまでのポジションが解消される中で、逆イールドも解消しているものと思われる。
FRBの大幅利下げへの期待が政策金利に敏感な2年債利回りを急速に押し下げている。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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執筆者 : MINKABU PRESS
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