【本日の見通し】やや様子見ムードも、パウエル議長の議会証言次第
【本日の見通し】やや様子見ムードも、パウエル議長の議会証言次第
昨日のドル円は161円台に上昇の場面も、動きが続かなかった。木曜日の米消費者物価指数、金曜日の米生産者物価指数を前に、やや様子見ムードが広がっている。今日も基本的に落ち着いた動きが見込まれる。
そうした中、注目は、今日、明日のパウエル米FRB議長による議会証言。本日上院銀行委員会、明日下院金融サービス委員会で半期に一度の金融報告書に関する議会証言が行われる。旧ハンフリーホーキンス法に基づいた同報告書では、現状の分析、今後の金融政策方針の説明などが含まれており、今後の利下げに向けた姿勢がはっきりするとの期待がある。今年は米国での選挙の年であり、銀行委員会、金融サービス委員会所属の議員にとっては大きなアピールの場であるだけに、質疑応答もかなり厳しいものが見込まれるだけに注目を集める。
23時の証言までは基本的に様子見ムードとなりそう。ドル円は160円台後半から161円台前半にかけてのレンジ取引か。議会証言で物価の鈍化見込みへの言及や、今後の利下げに向けた姿勢がはっきり示されると、ドル売りになる可能性がある一方、慎重に現状維持を続ける姿勢が見られるとドル買いになる。議長の発言次第だけに注意が必要。
ユーロドルなどその他通貨も同様に23時までは様子見ムードとなりそう。ユーロドルは1.0850前後が少し重い。同水準を超えると、流れが出る可能性がある。
MINKABU PRESS 山岡和雅
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執筆者 : MINKABU PRESS
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