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ダウ平均は小幅高 次第にIT・ハイテク株に買いが強まりナスダックは上げ幅を伸ばす=米国株概況

株式 

NY株式1日(NY時間16:23)(日本時間05:23)
ダウ平均   39169.52(+50.66 +0.13%)
S&P500    5475.09(+14.61 +0.27%)
ナスダック   17879.30(+146.70 +0.83%)
CME日経平均先物 39560(大証終比:-110 -0.28%)

 きょうのNY株式市場でダウ平均は小幅高の一方、IT・ハイテク株は次第に買い優勢の展開となり、ナスダックは上げ幅を広げた。序盤はエヌビディア<NVDA>やAMD<AMD>、スーパー・マイク<SMCI>といった人気株が下落し、ナスダックも先週末終値を挟んで上下動していた。しかし、次第にそれらの銘柄に買い戻しが出てプラスに転じると、ナスダックも上げ幅を伸ばした。

 この日発表のISM製造業景気指数は予想を下回り、3カ月連続の50を下回る縮小領域となった。景気減速への予兆を示したものの、米株式市場は底堅い値動きを続けている。

 米株式市場は本日から下半期の相場入りとなったが、年前半はAIブームに支えられ好調に終えていた。先週までのS&P500は年初来で14.5%、ナスダックは18.1%。一方、ダウ平均は第2四半期の反落により3.8%の上昇に留まっている。AIブームの恩恵が少なかった。

 マルチプルが高水準に達しているとの懸念は絶えないが、IT・ハイテク主導の勢いは夏まで続くと予想する向きも少なくない。「同セクターは9月と10月、そして大統領選前後の季節の弱気になる時期に抵抗にぶつかると予想しているが、バリュエーションは正当化されると見ている」といった声も聞かれる。

 今週は木曜日が独立記念日で休場となるが、投資家は金曜日の米雇用統計を注目している。先週のPCEデフレータはインフレの鈍化傾向を示し、市場はFRBの年内2回の利下げを高確率で織り込んでいる。本日のISM製造業景気指数を始め、このところの米経済指標は景気減速の予兆を示しているが、それを追認する内容になるか注目される。

 目先の最注目は来週の大手銀を皮切りに始まる4-6月期決算であろう。ただ、米大手証券のストラテジストからは、今回はかなりハードルが高くなっているとの指摘も出ている。

 不安要素はあるものの、米株式市場はIT・ハイテク株中心になお力強い値動きが続いている。

 航空機の製造を請け負うスピリット・エアロシステムズ<SPR>が上昇。ボーイング<BA>が同社を株式交換を通じて1株37.25ドルで買収することで合意した。

 ウォリアー・メット<HCC>やピーボディ・エナジー<BTU>といった石炭株が上昇している。英アングロ・アメリカン社がクイーンズランド州の製鉄用炭鉱で地下火災が発生したため生産を停止したことが材料視されている。

 医療機器のマシモ<MASI>が下落。同社はキアニCEOが解任され、アクティビスト(物言う株主)のポリタン・キャピタルが同社の経営権を握った場合、ムヒシンCOOも辞任する意向を表明したと提出書類で発表した。

 メルク<MRK>が上昇。同社とフィンランドのオリオン社は前立腺がん治療薬候補「オペベソスタット」に関する共同独占的ライセンスを、メルクの独占的グローバルライセンスに変更することで合意した。

 ライブTVストリーミング配信のフーボーTV<FUBO>が上昇。NBCユニバーサル(NBCU)とパリ五輪の中継のマルチプラットフォームコンテンツ提供で合意したと発表した。

スピリット・エアロ<SPR> 33.97(+1.10 +3.35%)
ボーイング<BA> 186.70(+4.69 +2.58%)
ウォリアー・メット<HCC> 73.37(+10.60 +16.89%)
ピーボディ・エナジー<BTU> 23.77(+1.65 +7.46%)
マシモ<MASI> 116.40(-9.54 -7.58%)
メルク<MRK> 127.90(+4.10 +3.31%)
フーボーTV<FUBO> 1.26(+0.02 +1.61%)

アップル<AAPL> 216.75(+6.13 +2.91%)
マイクロソフト<MSFT> 456.73(+9.78 +2.19%)
アマゾン<AMZN> 197.20(+3.95 +2.04%)
アルファベットC<GOOG> 184.49(+1.07 +0.58%)
テスラ<TSLA> 209.86(+11.98 +6.05%)
メタ<META> 504.68(+0.46 +0.09%)
AMD<AMD> 157.69(-4.52 -2.79%)
エヌビディア<NVDA> 124.30(+0.76 +0.62%)
イーライリリー<LLY> 914.37(+8.99 +0.99%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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