日銀が昨年末以来となる国債買いオペ入れ額減額、金融政策の正常化ペース速めるとの見方
日銀が昨年末以来となる国債買いオペ入れ額減額、金融政策の正常化ペース速めるとの見方
日銀が国債買い入れオペで5年超10年以下の買い入れ額を前回から減額した。1回あたりの買い入れ額の減額は昨年12月以来となる。減額を受け、日銀が金融政策の正常化ペースを速めるとの見方が広がっている。ただ、先週の日銀4月会合主な意見がタカ派であったため、想定内との見方もある。主な意見では、円安を背景に基調物価の上振れ続けば「正常化ペースが速まる」可能性は十分にあるとの意見が出た。
オペ減額を受け円が一時急騰、日本10年債利回りは0.9%台に上昇している。ドル円は一時155.90円台から155.50円台まで急落した。
執筆者 : MINKABU PRESS
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