【本日の見通し】今週の米CPIにらみつつ、流れはドル高円安か
【本日の見通し】今週の米CPIにらみつつ、流れはドル高円安か
今週は15日に発表される米消費者物価指数及び同時刻発表の米小売売上高をにらみつつの展開。3日の米雇用統計が弱かった分、これらの指標が弱めに出ると、次回6月はともかく、7月の利下げ開始の期待が強まる形でドル売りとなる可能性がある。
ただ、流れ的にはまだドル高方向。ドル円は156円を超えると介入警戒感が強まる為、慎重な動きとなっているが、下がると買いが出る流れが続いている。155円台後半での推移を中心に、156円トライのタイミングをうかがう展開か。今日は目立った米指標がないこともあり、株式、債券市場動向などをにらみつつの動きとなりそう。
ユーロドルは1.07台後半を中心とした推移。方向性を探る展開。
ユーロ円などクロス円は基本的にしっかりも、ドル円が156円手前で上値を抑え込まれると、動きは限定的なものとなりそう。
MINKABU PRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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