反落、主要国はイランに自己防衛を控えるよう説得=NY原油概況
NY原油先物5月限(WTI)(終値)
1バレル=85.02(-1.19 -1.38%)
ニューヨーク原油の期近は反落。シリアのイラン大使館を空爆したイスラエルに対するイランの報復攻撃を待つなかで利益確定の売りが優勢となった。主要国はイランにイスラエルを攻撃しないよう説得を続けている。米国や英国、ドイツ、フランスがイランと電話協議した。ただ、イランのアブドラヒアン外相は独ベアボック外相に、正当な自己防衛のためイスラエルに対する報復は必要であると述べた。イラン国営通信(IRNA)は、イスラエルを罰する機は熟したと伝えている。米国は空母ドワイト・アイゼンハワーをイスラエルに向けて移動させている。
時間外取引で5月限は上値が重く、通常取引開始を控えて売りが優勢となった。通常取引序盤には84.84ドルまで下落。ただ、その後は売りが一巡した。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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