反発、ロシアの石油関連施設への攻撃続く=NY原油概況
NY原油先物5月限(WTI)(終値)
1バレル=81.95(+1.32 +1.64%)
ニューヨーク原油の期近は反発。ウクライナがロシアの製油所など石油関連施設への攻撃を続けていることから、供給不足が警戒されている。英FTによると米国はウクライナにロシアのエネルギー施設を攻撃しないよう要請しているが、週末もロスネフチの製油所でドローン攻撃による被害が発生した。今週の米週間石油在庫統計でも、原油やガソリンの在庫減少が続く可能性があることも支援要因。石油輸出国機構(OPEC)プラスの減産もあって、世界的な需給は引き締まりつつある。
時間外取引で5月限は堅調に推移。通常取引開始後は82.48ドルまで上値を伸ばした。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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