円買い加速、米CPI終え市場の関心は日銀に トヨタが4年連続の満額回答 ドル円147.24円、日経マイナス転換
円買い加速、米CPI終え市場の関心は日銀に トヨタが4年連続の満額回答 ドル円147.24円、日経マイナス転換
円買い優勢。重要イベントである米消費者物価指数を終え、市場の関心は再び来週の日銀会合に移っている。連日、日銀に関する報道が出ているが、3月マイナス金利解除との見方が一段と高まっているため、報道に対する市場の反応は鈍くなっている。ただ、今後も日銀に関するヘッドラインには要警戒。
トヨタが4年連続の満額回答、最高水準の賃上げ最大2.8万円と毎日新聞の報道を受け、円買いが加速。ドル円は147.24円まで下落。日経はマイナスに転じている。
本日は春闘集中回答日のほか、岸田首相が経済界と労働界の代表者と意見交換する「政労使会議」が開催される。

執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。