東京株式(寄り付き)=大幅反落、米ハイテク株安と円高を嫌気
11日の東京株式市場は大幅に売り先行でスタート、寄り付きの日経平均株価は前営業日比456円安の3万9232円と反落。
東京市場は先物主導の売りで、主力ハイテク株を中心に大きく下値を探る展開で始まった。前週末の米国株市場では半導体セクターに売りがかさむなどハイテク株への利益確定売りが目立ち、NYダウをはじめ主要株価3指数が揃って3日ぶりに反落する展開となった。この日の取引開始前に発表された2月の米雇用統計は強弱入り交じる内容だったが、米株市場は嫌気することなく朝方は総じて買い優勢、しかしその後は利食い急ぎの動きが表面化した。ナスダック総合株価指数の下げが相対的に大きくなっており、東京市場でもハイテクセクターに向かい風が強い。外国為替市場でドル安・円高が進んでいることもネガティブに作用している。
出所:MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS
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