このあと2月調査分のISM非製造業景気指数 前回から若干の低下見込まれる
このあと日本時間0時に2月調査分のISM非製造業景気指数が発表される。予想は53.0と4カ月ぶりの高水準となった前回から若干の低下が見込まれている。
1月のサービスへの消費支出の伸びがパンデミック前の水準まで鈍化しており、これまでの消費者のサービス支出の急増が収束した気配も出ている。そのため、2月のサービス業の活動は鈍化した可能性が高いと見られているようだ。他の足の速い初期の指標も消費者の慎重姿勢が示されている状況。
類似指標である各米地区連銀の2月調査では、サービス業の活動の継続的な低下が示されていた。テキサスとニューヨークのサービス業の活動は緩やかなペースで低下したが、フィラデルフィアはより速いペースで低下していた。
ただ、雇用が依然として堅調な中で、サービス業のセンチメントは前回から若干の低下に留まると見られているが、予想を下回る可能性も留意される。
*ISM非製造業景気指数(2月)0:00
予想 53.0 前回 53.4
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。