植田日銀総裁「マイナス金利解除しても緩和環境当面続く」 きのうの内田副総裁と同じ内容で市場の反応薄…
植田日銀総裁「マイナス金利解除しても緩和環境当面続く」 きのうの内田副総裁と同じ内容で市場の反応薄…
きのうの内田日銀副総裁につづき、今日は植田日銀総裁が国会に出席。
植田総裁は、マイナス金利を解除しても緩和的環境は当面続くと発言したほか、物価目標見通せれば大規模緩和継続の是非を検討すると語った。きのうの内田副総裁と同じ発言なため円相場への影響は限定的。そもそも、きのうの内田副総裁の発言は1月の植田総裁の発言とほぼ同じ内容だったにもかかわらずマーケットが過剰に反応した。
きのう、内田副総裁がマイナス金利解除後も緩和的な金融環境を維持していく姿勢を示したことを受け、対主要国通貨で円売りが強まりドル円は一時149.48円まで上昇、昨年11月末以来の高値をつけた。円安進行を好感してきょうも日経平均は上昇、一時34年ぶりに3万7000円の大台を突破した。

執筆者 : MINKABU PRESS
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