(修正)3連休明けの東京市場はややドル安円高が優勢=東京為替概況
(修正)3連休明けの東京市場はややドル安円高が優勢=東京為替概況
昨日の海外市場で143円60銭台までドル安が進んだ後、144円台を回復して迎えた3連休明けの東京市場。朝はドル高円安の流れを受けて144円28銭を付けたが、東京勢が本格参加してくるとドル安円高が優勢となった。
米債利回りの低下がドル売りを誘った。5日の米雇用統計で非農業部門雇用者数の伸びが予想を上回ったものの、米国の早期利下げ期待が根強く残っており、ドルの上値を抑えた面もある。
ドル円は午前中に143円42銭まで下落。昨日NY市場で3.96%台から4.03%台まで上昇した米10年債利回りが東京市場に入って4.02%前後で落ち着いたことも、ドル高の一服を誘った。
ドル円は安値から少し戻して143円60銭前後でもみ合った後、ロンドン勢の本格参加を前にドル高円安が優勢となり143円90銭台まで上昇している。
ユーロドルは1.0950台を中心とした推移。昨日のドル安局面での高値が1.0970ドル台に留まるなど、1.10超えのユーロ買いに慎重。下値もしっかりで上下ともに動きにくく、東京市場では18ポイントレンジの取引。
ユーロ円は午前中にドル円の下げを受けて158円ちょうど前後から157円20銭台まで下落。午後は少し戻し、ドル円同様にロンドン勢の本格参加を前に157円60銭前後まで上昇した。
MINKABU PRESS 山岡和雅 ※本文中の大台を修正しました
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。